山形県鶴岡市あつみ地区で推進している「生きる力を育む教育」のプロジェクトで月に1回程度、温海庁舎職員によるプロジェクトチームのミーティングを行っています。
8月下旬に開催された会議では、レゴブロックを使い、プロジェクトメンバーによるミッションの確認を行いました。
今回、会議ファシリテーションに用いた手法は、
「LEGO®SERIOUSPLAY®(レゴ®シリアスプレイ®)メソッドと教材を活用したワークショップ」(以下、LSP)
です。
この手法は、ウォール ストリート ジャーナル で「職場にレゴを置く欧米企業、なぜ増えるのか?」という記事でも紹介されている世界的に今注目が集まる会議ファシリテーション手法です。
![](https://static.wixstatic.com/media/51b053_7c87676d0f3a433bb2b6a9c9c835734e~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_735,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/51b053_7c87676d0f3a433bb2b6a9c9c835734e~mv2.jpg)
各々が、どんな想いやタスクでこのプロジェクトに関わっているのか?
このプロジェクトチームのミッションは何であるか?
を改めて共有し確認する場を作りました。
LSPを用いるメリットは、
例えば、想いやミッションなどを一般的な会議で全員で語ろうとすると声の大きな人の言葉に寄せて話しはじめ、気づけば全員がほぼ同じことを言っているといったことや、在り来りの言葉が並びイメージや本当の想いが伝わらないといったことが起きるでしょう。
LSPを用いることで、各々のイメージが可視化され、微妙なニュアンスが創作物に表現されるため違いが明らかになり、創作物を使って語った想いやミッションはベクトルは揃っていても細部の違いが確認できます。
また、参加メンバーは、この写真を見れば各々が語ったこと、我々のミッションを鮮明に思い出すことができます。
LSPでは、会議に出席した全員が発言でき、全員の意見が反映された合意形成を得ることを可能します。
それによって例えば、プロジェクトのミッションを全員がコミットできるカタチで形成したり、不安や起こり得る課題を共有することで感情の共通構築を実現し心理的安全性を高めることを可能にします。
参考データ
参加人数:6名
所要時間:1時間半
教材:Windows Explorer Kit
株式会社THdesignでは、LEGO®SERIOUSPLAY®(レゴ®シリアスプレイ®)メソッドと教材を活用したワークショップの公式トレーニングを受け(2015 Jan)200回以上の経験を有するファシリテーターによるサービスを提供しています。
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